矢嶋部長、岸本監督、小川OB(次期監督) 同行で部員一同は3月1日から2日の2日間で今回もNPO法人 FUKUSHIMA再生プロジェクト理事長志賀様、副理事長平出様のお世話になり、震災による津波で甚大な被害を受けた福島県いわき市久之浜へ行ってきました。
私たち空手道部は3月1日~2日の二日間で福島ボランティアに行ってきました。
私にとって今回で三回目のボランティアになりますが、このように毎年ボランティアに行けるのも、
ОB・OG先輩の方々からの支援があってのことなので、毎回感謝しています。
そして今年で三回目のボランティアに行き一回目や二回目の時と比べると、
もう殆ど私たちがお手伝いするようなことは無いように思えましたが、
震災のあった場所に行き、当時の写真などを見て、そして震災を経験されている人達の頑張られている姿を見ると、
その当時のことが思い起こされます。
時間が経つと人は当時のことが薄れてしまいますが、あの場所に行き、その場にいた人の話を聞くことで、
忘れかけていたことを思い出させてくれます。
ボランティアでは、笹かりを行いましたが、雨の中みんなで役割を分担し少しでも力になれるようにと励みました。
これからも震災に遭われた人たちに、空手を通じて勇気を与えられればと思いました。 押忍
初日3月1日(土)は朝8時、岸本監督と小川OBの車に分乗、午後1時いわきに到着し、平工業空手道部、極真会いわき支部道場、関東学院大学空手道部の合同稽古を行いました。
「故郷の楽園」(特別養護老人ホーム)社長の志賀様宅にて歓迎の夕食を一同でいただきました。
夜はボランティア復興いたしましたお社の神社宅広間に一行9名全員を泊めていただき、快適な夜を過ごしました。
2日目は、昨夜頂いた志賀様奥様手製「うに飯」のおにぎりと即席の味噌汁でのおいしい朝食を頂き、お社にお参りしました。
久之浜・大久地区 花供養準備のための「千日紅の会」様の畑に行き、小雨の中ではありましたが、小山の笹刈りを全員でやり、お昼を簡易販売所にて済ませ帰路につきました。
「千日紅」畑管理の小島ご夫婦様の嬉しそうなお顔が忘れられません。
帰宅後、ズボンの後ろから笹の枝と葉っぱが出て参りました。
「今回も皆様からのご厚志に支えられました。
ありがとうございました。 押忍
2014年3月2日 関東学院大学空手道部 部長 矢嶋道文
監督 岸本有司
次期監督 小川壮太郎
主将 村上祐樹
空手道部では二年前より福島のいわき市海岸通り(久之浜)にボランティアに行っています。
二年前の冬は、津波と火災で崩壊した街並みの近くにある海岸に奇跡的に残った「おやしろ」を復旧いたしました。
空手道部は、私と監督・コーチを入れて総勢九名でしたが、ガラスの交った土砂を取り除き、
あたらしい土と砂利を運び上げてのまさに重労働でした。
その時に復旧したおやしろの写真が、今年の「毎日写真コンテスト」で何と総理大臣賞に輝いたのです。
昨日(2013年12月20日)の毎日新聞の写真を見て、「土の色」にどうも身覚えがあるなぁと思い、
よく見ましたら我々が復旧した社だったのです。 本当に驚きました。
写真家は茨城の方で「久之浜」の写真を撮り続けていたようです。
二千枚撮ったうちの四枚が「総理大臣賞」となったということでした。
がれきの片付けを行ったいわき市久之浜の復興への写真です。
(写真コンテストで内閣総理大臣賞を受賞した 川上源重さんの作品)
矢嶋道文